。, さらに製作期間の短縮とコストダウンのため、運転台計器パネルやマスコンテーブル周辺は、FRP成形品によるモジュール構造を採用した。車両への搬入前にアウトワークにおいて組み立て、調整後に一部解体、再度車内で組み立てる方式を採用した[8]。, この運転台は当時、JR東日本の新幹線車両で最も狭くなるE2系に適合するものとして開発したものであるが、本系列量産車においても適用されている[8]。また、量産車からはマスコンハンドルおよびブレーキ操作器のハンドル形状を変更した[9]。, 速度計は本系列およびE2系より液晶モニター(LCD)画面に表示するグラスコックピット方式を採用した[9][8]。このほか、運転支援表示用および車両情報表示用の2画面、計3画面の液晶モニターを配置する[8]。, 量産先行車では列車無線、構内無線、車内放送用として乗務員室(運転台・車掌室)に6台の送受話器(ハンドセット)を配置していたが、量産車ではスペースの有効活用を図るために統合を行い、送受話器(ハンドセット)3台に集約した[9][8]。, 2011年(平成23年)4月29日、東北新幹線の復旧に合わせてE311形に東日本大震災復興推進キャンペーンのステッカーが、E322形に青森デスティネーションキャンペーンのステッカーがそれぞれ貼り付けられた。但しR編成とL編成で貼付位置が異なり、R編成は他車と同様に車体の運転席寄りに、L編成は「つばさ」ロゴと並ぶ様に車体の連結部寄りに貼り付けされている。, 東日本大震災復興推進キャンペーンのステッカーを貼付したE3系(2012年1月8日 秋田駅), 青森デスティネーションキャンペーンのステッカーを貼付したE3系(2012年1月8日 角館駅), 秋田新幹線「こまち」用として当初は5両編成で落成。開業から1年を迎える1998年(平成10年)1月に編成の増強が発表され[10]、同年12月に増結付随車E328形が登場して6両編成となった。, 最高速度は在来線区間が130 km/h、新幹線区間が275 km/hとなっている。引張力・加減速特性などはE2系と同じで、単独走行およびE2系との併結運転時でも特に調整などは行っていない[注 2]。在来線区間走行時は電圧および信号のATCからATS-Pへの切り替えを行っている。, 2013年(平成25年)4月時点では6両編成26本(156両)が秋田車両センターに配置されていた。, 当初は「なすの」運用を除けば「こまち」のみの運用であり、車体側面の「こまち」ロゴの横に「JR Akita-Shinkansen」(試験運行時は「SERIES E3」も)と表記されていたが、後に運用が拡大したのを受けこの表記は削除された。「やまびこ」・「なすの」として運転される際は、時刻表に「こまちタイプ車両を連結」と追記される。, 上越新幹線での営業運転実績はないが、試運転・検査や新潟新幹線車両センターでの展示公開などで乗り入れ実績がある。, 2011年(平成23年)11月19日より、E5系との併結運転を開始した[11]。前述したようにE5系と併結する場合、最高速度や加速度は本系列と同等に調整して運転される。2013年(平成25年)9月28日のダイヤ改正でE2系との併結運転を終了し、本系列の併結相手はE5系に一本化された[12][注 3]。, 2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正をもって秋田新幹線区間での定期運用を終了し[13]、以降はE5系との併結編成による「やまびこ」・「なすの」で使用されている[注 4]。, 2017年(平成29年)3月25日には団体専用列車『秋田新幹線開業20周年記念号』が運行され、R21編成が充当された。本系列が営業列車として秋田新幹線区間を走行するのは、およそ3年ぶりとなる[15][16]。, 1997年(平成9年)3月の開業前に落成した量産車。当初は5両編成であったが、翌年にE328形を連結して6両編成とされた。そのため、E329形とE328形(13号車と14号車)の連結部にはパンタグラフのない「がい子カバー」(量産車ではパンタグラフカバーから名称変更[9])が存在する(R1編成も同様・上記写真の2つ目が該当する)。, 2013年(平成25年)6月より秋田新幹線「こまち」にはE6系が投入され、置き換えられた本系列は順次「こまち」運用から離脱した[20]。2013年(平成25年)4月12日付でR6編成が廃車になったのを皮切りに、同年9月末までに量産先行車のR1編成を含む9編成が廃車となった[21]。, 秋田新幹線からの引退を記念して、2013年(平成25年)11月下旬頃より残存編成に順次記念ラッピングが施工された[22]。このうち、ラッピング施工第一編成であったR4編成は同年12月15日に引退セレモニーが行われた[23]。, その後、2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正をもって本系列は秋田新幹線での運用から撤退した。同年3月までに8編成が廃車され、1998年までに落成したR1 - R17編成は全廃となった。一方で2002年以降に落成したR18 - R26編成は残存し、以下の通り改造・転用等が行われた。, 最高速度は在来線区間では130km/h、新幹線区間では275km/h。営業運転を開始した当初は400系との共通運用[注 12]が組まれ、その撤退後も併結車両がE4系(いずれも最高速度240km/h)に限定されていたが、2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正からE2系との併結運転が行われるようになり、最高速度275km/hでの営業運転を開始した[29]。, 登場時の外観は400系「つばさ」のイメージを継承しつつ一新され、明るい銀色と灰色の2色の塗り分けに緑色の帯を配した塗装とされた。ロゴは水鳥等の大きな鳥の翼を模したものであり、過去には「四季感動のやまがた」のロゴマークも表記されていた[30]。400系も本系列投入後に順次同一の塗装に変更されている。, 全車ともカーテンを山形仕様に変更し、ゴミ圧縮装置付リサイクルダストボックスを撤去して一般的なゴミ箱に交換している。, 2007年(平成19年)7月のJR東日本定例会見[36]において、山形新幹線400系の置き換え用として発表された車両である[37]。, 2008年(平成20年)12月から2010年(平成22年)3月にかけて7両編成12本(84両)が落成した。, 2008年(平成20年)12月20日の「つばさ112号」(山形発東京行)より営業運転運転を開始し、2010年(平成22年)4月までに400系を全車代替した。, R18編成は川崎重工業車両カンパニー(兵庫工場)に海上輸送され、観光列車「とれいゆ」に改造された[42]。「とれいゆ」という名称は「トレイン(列車)」と「ソレイユ(フランス語で太陽の意味)」、さらに温泉の「湯」を組み合わせた造語で、「食(太陽の恵みによる様々な食材)」、「温泉」、「歴史・文化」、「自然」を温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しむ、というテーマが凝縮された列車であることから命名された。, 福島駅 - 新庄駅間の山形新幹線区間で臨時特急列車「とれいゆつばさ」として2014年7月19日に営業運転を開始し、土休日を中心に年間120日程度の運行がされている。定員は143名(120名)で、全席指定席として運行される。6両編成で、11号車(23席)が普通車指定席、12 - 14号車(120席)が「お座敷指定席(語らいの間)」、15号車が「湯上りラウンジ(モノや人との出会いの間)」、16号車が「足湯(くつろぎの間)」となっている。, エクステリアは山形県中央部にある「月山」をモチーフとした緑色を中心に、山形県を流れる「最上川」をモチーフとした青色を先頭部に、蔵王をモチーフとした白色を全体的に配している。デザインは奥山清行が担当した。, なお、「とれいゆ」に改造されたR18編成は700番台に改番され[46]、2014年6月25日から試運転が開始された。番号の新旧対照は次の通り。, 元グリーン車のE311形が普通車に格下げされて新形式のE321形が誕生したが、座席はグリーン車時代のものを使用している。, なお、16号車の足湯は本列車を使用するびゅう旅行商品の利用者のみに販売される足湯利用券が必要であるが、当日の状況により車内でもアテンダントより購入できる場合がある。, 秋田新幹線用の0番台のうち、R19編成は川崎重工業車両カンパニー(兵庫工場)に海上輸送され、観光列車「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」に改造された。世界最大規模のアートイベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開催される新潟エリアに、首都圏や海外から、さらに地元の利用客も楽しめる新しいコンテンツとして、「移動する現代アートの美術館」を投入することとなった[47]。越後湯沢駅 - 新潟駅間の上越新幹線区間で臨時特急列車「とき」として2016年4月29日から営業運転を開始し、臨時列車として土休日を中心に年間120日程度運行されている。定員は105名。, 外観デザインは蜷川実花が担当。11号車と13号車の一部を除いた編成片面の窓を埋め込み、黒を基調に夏の夜空を彩る長岡の花火を描いている。6両編成のうち11号車がグリーン車から格下げの指定席車、13号車がカフェ・キッズスペースとなっており、他の車両は進行方向と平行に座席を設置した鑑賞スペースとなっており、車両ごとにアーティストが制作した現代アートで形作られる。, 「現美新幹線」に改造されたR19編成はR18編成「とれいゆ」に引き続き、700番台に改番された[48]。番号の新旧対照は次の通り[49]。, 山形新幹線では、2024年(令和6年)春より新型車両のE8系の導入が予定されており[53]、現在山形新幹線で運用されている本系列は老朽化に伴い、順次置き換えられる予定となっている。なお、E8系は7両編成17本製造予定となっており、既存のE3系L編成より2本多く製造される。, シルフィード*/NO.DO.KA* - リゾートエクスプレスゆう* - 宴* - 華 - ニューなのはな* - やまなみ*/せせらぎ*/リゾートやまどり - ジパング - 彩* - きらきらうえつ*, こまち/おばこ* - エレガンスアッキー* - サロンエクスプレスアルカディア/Kenji* - グラシア/こがね* - エーデルワイス*, 漫遊/ふるさと* - リゾートしらかみ(青池*/ブナ*/くまげら)/CRUISING TRAIN - あきたクルーズ号 - きらきらみちのく*/リゾートうみねこ - びゅうコースター風っこ - みのり - 越乃Shu*Kura, POKÉMON with YOUトレイン - TOHOKU EMOTION - おいこっと - HIGH RAIL 1375, リゾートしらかみ(青池/ブナ) - リゾートあすなろ - リゾートビューふるさと - 海里, なごやか* - 新潟和式(サロン佐渡)* - 白樺* - くつろぎ* - ふれあいみちのく* - 江戸* - やすらぎ* - オリエントサルーン* - SLばんえつ物語, サロンエクスプレス東京/ゆとり* - スーパーエクスプレスレインボー* - 浪漫*, 量産先行車ではパンタグラフを気流から保護する「パンタグラフカバー」であったが、量産車からはパンタグラフ自体を低騒音化したことから、「がい子カバー」の名称が使用されている。, E5系との併結運転時には、E5系側が引張力・加減速特性等をE3系と同じ性能に調整している。, 2000番台にも共通するが、グリーン車座席の配列が異なる。400系は2+1配置でE3系にあるC席がない一方、E3系にはない7列目が存在する。このため、使用する編成が確定するまで当該席の販売にブロックをかけることで対処していた。, ただし、登場初期には貼り付けされていた。その後、400系の運用離脱を前に1000番台と共に剥がされた。, このため、2000番台はE2系との併結運転が開始されるまで最高速度275km/hでの営業運転は実施されず、引張力・加減速特性や最高速度を200系・400系・E4系と同等のものに調整していた。, 2014年に0番台を改造して1000番台に編入されたL54・L55編成は組成時より対応済み。, 交友社「鉄道ファン」1995年6月号新車ガイド1「JR東日本E3系新幹線電車」pp.12 - 19P。, 日本鉄道サイバネティクス協議会「鉄道サイバネ・シンポジウム論文集」1995年(第32回)「秋田新幹線E3系車両用補助電源装置」論文番号511。, 日本鉄道運転協会「運転協会誌」1997年3月号「秋田新幹線車両“こまち”(E3系)の注目すべき話題とその開発の経緯」pp.102 - 104。, 交友社「鉄道ファン」1997年1月号新車ガイド1「JR東日本E3系新幹線電車量産車」p.50-55。, ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2018年、p.18。, “東北新幹線「はやぶさ」に投入しているE5系車両を「はやて」「やまびこ」に導入!”, http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110912.pdf, http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130709.pdf, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20140116-1.pdf, “秋田新幹線開業20周年企画「秋田新幹線開業20周年記念号で行く 東京日帰りの旅」発売決定!”, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20170120-2.pdf, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130618.pdf, http://www.jreast.co.jp/press/2008/20080610.pdf, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130318.pdf, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20131125-1.pdf, http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20131205-2.pdf, http://railf.jp/news/2014/03/24/110000.html, “さらば「初代こまちカラー」 定期運用廃止の元・秋田新幹線E3系 今後どうなる?”, http://www.jreast.co.jp/press/2011/20111211.pdf, http://railf.jp/news/2014/08/23/220000.html, http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2014/08/post_485.html, http://www.jreast.co.jp/press/2007_1/20070705.pdf, https://web.archive.org/web/20130517025242/http://www.jr-sendai.com/doc/20081007185222.pdf, http://www.sharp.co.jp/corporate/news/090116-a.html, http://www.jreast.co.jp/press/2012/20120708.pdf, http://www.jreast.co.jp/press/2013/20140303.pdf, https://web.archive.org/web/20130901034413/http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130829t55020.htm, http://railf.jp/news/2014/04/27/170500.html, http://railf.jp/news/2014/06/27/100000.html, 「現美 新幹線 GENBI SHINKANSEN」 ~旅するアートカフェ新幹線、新潟エリアを楽しむ新しい観光列車がデビューします~, “E3系700番台「GENBI SHINKANSEN」が新潟新幹線車両センターへ”, http://railf.jp/news/2016/01/13/120000.html, https://www.jrniigata.co.jp/press/20200727gennbisinnkannsenn.pdf, https://web.archive.org/web/20130620131716/http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20100122d, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=新幹線E3系電車&oldid=80417849, パンタグラフは新規開発の低騒音タイプのPS206形シングルアーム式パンタグラフを採用した, E329形とE328形(13号車と14号車)の連結部にあったパンタカバーを省略。これにより、パンタカバーの数は2つに変更。, VVVFインバータ制御装置は当編成までがGTOサイリスタとなっており、上記の変更点を持つR17編成以降の中では唯一の存在であった。, 1000番台L53-55編成と同様にドアの開閉に合わせてドアチャイムが鳴動するが、2000番台は手すり部分のドア開閉表示灯の点滅機能も装備している。, 洗面所のカーテンにはさくらんぼ柄を採用したほか、デッキの手すりおよび洗面所の帽子掛けにはさくらんぼ柄の, 交友社「鉄道ファン」1997年1月号新車ガイド1「JR東日本E3系新幹線電車量産車」(東日本旅客鉄道(株)運輸車両部車両課)pp.50-55, 日本鉄道サイバネティクス協議会「鉄道サイバネ・シンポジウム論文集」1995年(第32回)「秋田新幹線E3系車両用補助電源装置」論文番号511.

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